すべり症の名医と治療法

すべり症の原因について

皆さんは、すべり症とはどんなものであるか、ご存知ですか?すべり症とはひどい腰痛を引き起こす病気のひとつです。腰椎分離症と言う似た症状のものと並べられたりするのですが、聞いたことが無いという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

はじめに背骨の前方、椎間板が付いている部分のことを「椎体(ついたい)」といい、椎間関節が付いている後方部分を「椎弓(ついきゅう)」といいます。この椎体と椎弓の間には椎弓根(ついきゅうこん)と呼ばれる部分があるのですが、この部分から椎体と椎弓が離れてしまうことを腰椎分離症というのです。そして、その腰椎分離症の中でも、後ろの部分、椎弓がなんらかの理由で弱ってしまうことで、椎体が前のめりにずれてしまう症状のこと、すべり症とはこの症状のことをいいます。

 

何故このようなことが起こるのかというと、子供の頃に繰り返したスポーツなどで、骨に負荷が蓄積されていくことなどが原因に挙げられます。デスクワークなど、長時間同じ格好でいるという人にも多いようです。